Webコラム「 大検索時代のレファレンス・チップス 」一覧
- 番外編2 レファレンスの「暗黙知」を研究する最初の一歩は――『調べる技術』がヒットした原理的な理由
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■レファレンスの神様、大串先生の講演は楽しい 国会図書館(NDL)関係者のツイートで、敬愛する大串夏身先生がNDLで講演するらしいとわかり、さっそく先生に連絡をとったところウェルカムとの返 […]…続きを読む
- 番外編 ベストセラーの続編『もっと調べる技術』が刊行――連載「大検索時代のレファレンスチップス」をまとめ、情報史エッセーを足しました
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■ベストセラーの続編を書きました 在野研究者、趣味人のため、マニアックな文献・情報参照法を本にまとめたところ、意外や1年で3万部ほど売れました【図1】。 けれど、本を出した2週間後に国会図 […]…続きを読む
- 第13回 「ナウい」言葉が死語になる時――言葉の流行りすたりや作家の人気度を測る
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■はじめに テキストマイニングって知っているだろうか? 図のようなワードクラウドを作る技術だ。これは、ある文章に出てくる言葉の数を数えて、回数により重み付けをして大きく示してくれる図である […]…続きを読む
- 第12回 リニューアルされたNDLサーチを使ってみる――蔵書目録と総合目録をプラス
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■要するに国会と全国の蔵書データを合わせたシステム 1月1日に能登大地震、翌日羽田空港で旅客機炎上と、2024年は年始から驚いたが、うっかり1月5日に国会図書館(NDL)のNDLサーチがリ […]…続きを読む
- 第11回 小さなお店の歴史を調べる――ある模型店を事例とした生活史
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小林昌樹(図書館情報学研究者) はじめに ヒストリーというものは政治、軍事など、社会的に重大なことやメインカルチャー、ハイカルチャーを中心に書かれる。一方でサブカルチャーや些事にわたる生活史は書かれづらいし、書きづらい。 […]…続きを読む
- 第10回 風俗本(エロ本)を調べるには――国会図書館の蔵書を中心に
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小林昌樹(図書館情報学研究者) はじめに ■ココロに残るレファレンス――『さぶ』や『アドン』の欠号は? 公務員としてだけでなく、専門職種としての守秘義務は尊いのであまり具体的に書けないのだが、ある時、「『さぶ』とか『アド […]…続きを読む
- 第9回 『ずるい検索』? いやいや、まっとうな――『調べる技術』関連書を紹介する
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■「この商品に関連する商品」に読むべき本は全部あるか? Amazonなどで本をクリックすると「よく一緒に購入されている商品」といったものが表示される。拙著『調べる技術』をクリックすると【図 […]…続きを読む
- 第8回 言葉の来歴(語誌)を調べる方法――附・用例検索の方法、長期トレンド検索法
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■たとえば「図書」 Book、書籍、書物、本と同義語とされる「図書」という言葉がある。これは図書館学の専門語でもあるが、もちろん一般語でもある。 ネット上で専門用語集もただで引ける辞書デー […]…続きを読む
- 第7回 推し活!――アイドルを調べる
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■『推しの子』 この前アニメ『推しの子』を見ていたら、作中人物の黒川あかねが、前世代アイドルの人柄について調べるため、国会図書館(NDL)にしか見えない図書館で文献調査をし、プロファイリン […]…続きを読む
- 第6回 洋書はCiNii。それって常識?――出たはずの本を見つける
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■洋書はCiNii(サイニー)。それって常識? ちょっと前だったか、ツイッターで、洋書をNDLオンラインで探したが無い、とか、それならCiNiiブックスを引けば、などというやり取りを見た。 […]…続きを読む