Webコラム「 メルマガバックナンバー 」一覧
- 第38回 織田作之助の小説のモデル? コダマプレス、三洋出版貿易の伊部利秋
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■週末古書展で5000円と200円 次号の編集会議を終えた金曜日の午後、近代出版研究所の3人で週末古書展を訪れた。月の輪書林さんの棚を見ていると(他にも顔見知りの古書店主が […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記9(2024年8月)
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8月2日(金)南陀楼綾繁さんと書庫拝見の取材、麹町の防災専門図書館へ。ここの「防災」には、自然災害だけでなく、原発事故や公害、航空機や船舶もふくむ交通事故なども含まれる。つまり人間(人体)に対する災害を防ぐことが「防災」 […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記8(2024年7月)
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1日(月)メールマガジンの配信日。今月から月はじめの月曜日に送ることにした。メールマガジンというのは金曜日の夜に配信すると開封率が伸びるのだそうだ。でも月末の夜におくると、どうしても「ふりかえり」あるいは「反省」のような […]…続きを読む
- 第37回 出版社名簿の先頭・愛隆堂(あいりゅうどう)を興した今堀文一郎
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■『第二 著者と出版社』から 先月取り上げた学風書院が刊行した山崎安雄『第二 著者と出版社』(昭和30年)。それが目の前にある。せっかくだから、今月はこの本から誰かを取り上 […]…続きを読む
- 第36回 笹と松の健康法、そして崔承喜……学風書院の高嶋雄三郎
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■『笹に憑かれて』 10年近く人物方面から近代出版史を見ていると、たくさんの名前と顔なじみ(?)になる。その日も週末古書展の棚に刺さっていた本の背で、なじみの名前と行き逢っ […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記7(2024年6月)
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6月1日(土)Ⅰさんがウツボを釣ってくる。哺乳類のような手足もなければ、魚のような鰭もなく、蛇のようにうねりながら海の中で生きている魚類。顔は凶悪だし歯もするどい、まさに海のギャングだ。脂肪が多く弾力のある魚なので、さば […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記6(2024年5月)
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5月1日(水)実家(岩手県滝沢市)に帰省中。朝から神子田の朝市に行って、名物のラーメンを食べる。そのあと、母の車で雫石町の祖父母のところへ。たまには遠出しようよ、ということで、母の運転で久慈までドライブに行くことに。話が […]…続きを読む
- 第35回 当代随一のフリ手、“松要さん”こと松浦貞一
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■『松要さんの思ひ出』 前回は中興館創業者・矢島一三の喜寿と金婚を記念して作られた非売品の随筆集『八洲漫筆』を取り上げた。この手の“饅頭本”で、近代出版史を研究する上で特に […]…続きを読む
- 番外編2 レファレンスの「暗黙知」を研究する最初の一歩は――『調べる技術』がヒットした原理的な理由
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■レファレンスの神様、大串先生の講演は楽しい 国会図書館(NDL)関係者のツイートで、敬愛する大串夏身先生がNDLで講演するらしいとわかり、さっそく先生に連絡をとったところウェルカムとの返 […]…続きを読む
- 番外編 ベストセラーの続編『もっと調べる技術』が刊行――連載「大検索時代のレファレンスチップス」をまとめ、情報史エッセーを足しました
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■ベストセラーの続編を書きました 在野研究者、趣味人のため、マニアックな文献・情報参照法を本にまとめたところ、意外や1年で3万部ほど売れました【図1】。 けれど、本を出した2週間後に国会図 […]…続きを読む