Webコラム「 メルマガバックナンバー 」一覧
- 神保町のんしゃら日記17(2025年5月)
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1日(木) 『鎌田慧セレクション5 自動車工場の闇』の見本の日。収録した『自動車絶望工場』は鎌田さんの出世作だ。ちょうど、日産のニュースが続いている時期でもあり、期せずしてタイムリーな発刊となった。鎌田さんはあとがきでこ […]…続きを読む
- 第46回 最初期の出版人追悼集『嗚呼田中増蔵君』
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■本を貸してくれる人は、いい人 その日は、古本フレンズのKamikawa(@Theopotamos)さんと会う用事があり、大久保の中華料理屋に入った。注文を終えて久闊を叙し […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記16(2025年4月)
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2日(水)宇井眞紀子さんの写真展を、赤羽の青猫書房に見に行く。飯田橋の花あしべで、小さいアレンジメントを作ってもらう。間引いた小枝や落ちた花も大事に飾っている店で雰囲気がよく、店員さんのセンスもいいので最近気に入っている […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記15(2025年3月)
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1日(土)マイク・モラスキーさんがノーベル賞をとる夢。わー!!『闇市』と『街娼』を増刷しなきゃ!どれくらい?嬉々として考えているうちに目がさめてしまった。ぬか喜び。 日中は『鎌田慧セレクション4 さようなら原発運動』の校 […]…続きを読む
- 第45回 雑本の殿堂・なごみ堂さんからの掘り出し――岡本正(保健同人社)の遺稿集『病上手の死下手』
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■なごみ堂さん、来たる ある日、昼飯を済ませて会社に戻ると「古本屋さんが訪ねてきていますよ。応接室でお待ちです。なごみ堂さんという方」と言われた。え、なごみ堂さん? 古本屋 […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記14(2025年2月)
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1日(土)ハンセン病資料館友の会のイベント。菊池恵風園から原田寿真学芸員が来てくれて、歌人の津田治子について講演。表象としての津田治子と、実像としての津田治子について両面から語ってもらえいい講演だった。内容もかしこまりす […]…続きを読む
- 第44回 特別編・『近代出版研究』第4号の編集余話
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■今年も編集余話を書きます 今月の10日、近代出版研究所の年刊研究誌『近代出版研究』第4号が発売になりました【図1】。これまで「第22回 特別編・『近代出版研究』第2号の編 […]…続きを読む
- 第43回 倉橋膝下から出た水谷三郎(実教出版)と笠原洪平(工学図書)
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■前回の続きになります 先月は「工業振興から出版界へ――工政会出版部や工業図書を興した倉橋藤治郎の足跡」と題し、戦前に他分野から出版業界に参入して出版統制団体の重役も務めた […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記13(2025年1月)
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1日(水)死者の顔というものは、このように日毎おだやかに、うつくしくなってゆくものであろうか。午前中、大叔父に線香をあげ、蒼前神社で元朝まいり。夜にはまた大叔父の家に線香番をしにいく。亡くなった大叔父の妻のKおば(私の祖 […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記12(2024年12月)
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12月2日(月)今日、明日と京都でデータベース営業。実りのある聞き取りができた。丸善雄松堂の営業担当さんと、やっぱりこの仕事は、好きなことでと飯が食べられて恵まれている、という話で頷きあう。出版関係の仕事についていても、 […]…続きを読む