Webコラム「 メルマガバックナンバー 」一覧
- 第36回 笹と松の健康法、そして崔承喜……学風書院の高嶋雄三郎
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■『笹に憑かれて』 10年近く人物方面から近代出版史を見ていると、たくさんの名前と顔なじみ(?)になる。その日も週末古書展の棚に刺さっていた本の背で、なじみの名前と行き逢っ […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記7(2024年6月)
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6月1日(土)Ⅰさんがウツボを釣ってくる。哺乳類のような手足もなければ、魚のような鰭もなく、蛇のようにうねりながら海の中で生きている魚類。顔は凶悪だし歯もするどい、まさに海のギャングだ。脂肪が多く弾力のある魚なので、さば […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記6(2024年5月)
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5月1日(水)実家(岩手県滝沢市)に帰省中。朝から神子田の朝市に行って、名物のラーメンを食べる。そのあと、母の車で雫石町の祖父母のところへ。たまには遠出しようよ、ということで、母の運転で久慈までドライブに行くことに。話が […]…続きを読む
- 第35回 当代随一のフリ手、“松要さん”こと松浦貞一
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■『松要さんの思ひ出』 前回は中興館創業者・矢島一三の喜寿と金婚を記念して作られた非売品の随筆集『八洲漫筆』を取り上げた。この手の“饅頭本”で、近代出版史を研究する上で特に […]…続きを読む
- 番外編2 レファレンスの「暗黙知」を研究する最初の一歩は――『調べる技術』がヒットした原理的な理由
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■レファレンスの神様、大串先生の講演は楽しい 国会図書館(NDL)関係者のツイートで、敬愛する大串夏身先生がNDLで講演するらしいとわかり、さっそく先生に連絡をとったところウェルカムとの返 […]…続きを読む
- 番外編 ベストセラーの続編『もっと調べる技術』が刊行――連載「大検索時代のレファレンスチップス」をまとめ、情報史エッセーを足しました
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小林昌樹(図書館情報学研究者) ■ベストセラーの続編を書きました 在野研究者、趣味人のため、マニアックな文献・情報参照法を本にまとめたところ、意外や1年で3万部ほど売れました【図1】。 けれど、本を出した2週間後に国会図 […]…続きを読む
- 第34回 忘れられた出版社統廃合の重要人物・中興館の矢島一三
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■雑著の名店・なごみ堂さんから贈られた一冊 今年(令和6年)の4月6日の10時前、私は高円寺駅に降り立った。その日は西部古書会館で開催される「大均一祭」初日。3日間の会期中 […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記5(2024年4月)
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晴山生菜(皓星社) 4月1日(月)今日も葉山町から神保町へ。月光の会の綿田友恵さんが来社し、来月19日の文学フリマまでに、歌集を出したいという相談を受ける。歌は、ある。そして良い。でも構成とタイトルが未定。時間はあとひと […]…続きを読む
- 神保町のんしゃら日記4(2024年3月)
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晴山生菜(皓星社) 3月2日(土)今日も葉山町から神保町へ。おまたたかこさんの『ハムスターまものすてきなおうち』(ハッピーオウル社)の原画展でギャラリートーク。友達とおしゃべりしているかのような自然なおまた […]…続きを読む
- 第33回 特別編・『近代出版研究』第3号を刊行しました
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河原努(皓星社・近代出版研究所) ■今年も編集余話を書きます 今月の10日、近代出版研究所の年刊研究誌『近代出版研究』第3号が発売になりました【図1】。去年の4月に第2号が出た際にも「特別編・『近代出版研究 […]…続きを読む