Webコラム「 メルマガバックナンバー 」一覧
- 第19回 特別編・レファレンスツール『戦時・占領期出版史資料索引――戦時企業整備・公職追放・ミニ社史』を冬コミで出します
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河原努(皓星社) ■冬コミ(「コミックマーケット101」)に参加します 今月末(令和4年12月31日)、近代出版研究所として「コミックマーケット101」、いわゆる“コミケ”に参加します(※1)。二日目の「東 […]…続きを読む
- 第18回 男性長寿日本一!――実業之日本社の発展と三省堂の興亡に立ち会った藤原楚水
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河原努(皓星社) ■珍らかなる出版史関係書を求めて奥多摩へ 東京都奥多摩町に廃校を利用した「奥多摩ブックフィールド」という場所がある。そこには、2019年に廃業した出版ニュース社の旧蔵書を中心に、出版関係コレクション […]…続きを読む
- 「映える」円形書架とその活かし方――シン石川県立図書館は「県立」のレゾン・デートルを取り戻すか
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小林昌樹(近代出版研究所) ■一般人の賛嘆と一部玄人の批判と 今年7月の開館以来、ツイッターなどネットで話題の新しい石川県立図書館。そこへ遊びに行ってきた。ネットを検索してもらえばわかるように、ローマの円形 […]…続きを読む
- 第17回 二見書房と三笠書房と――堀内俊宏『ふたつの坂』から
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河原努(皓星社) ■二見書房2代目社長の自伝本 この連載で取り上げるテーマは全て自分で選んできたが、先日、近代出版研究所所長の小林昌樹さんから「これを連載で取り上げてみてくれないかしら?」と一冊の本を手渡さ […]…続きを読む
- 第4回 「雲」 15歳最後の詩
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福島泰樹(歌人) 「うき雲」で延子はこう歌った。 「あゝ私はまだ/こんなに若いのになあ/ポカリポカリと何処へ行く 雲よーー」 この虚無感はなんだろう。 15歳の少女はまた、空を見上げる […]…続きを読む
- 第16回 特別編・20年ぶりの皓星社出版目録を編集して
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河原努(皓星社) ■出版目録の作り方(一)――出版物の把握 今回はいつもと趣向を変えた特別編として、弊社が今月20年ぶりに刊行した『皓星社出版目録2022』の編集余話です。決して「今月はメールマガジンの配信 […]…続きを読む
- 再開第1回 性的指向が違う人を好きになってしまったら
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私は好きだった学校の先輩(同性)と喧嘩しております。彼は、2つ上で、彼が卒業して社会人一年目の時に助けられて好きになり、彼を恋人だと思うようになりました。その後は、彼が好きで好きで仕方なくなり、束縛してしまい、俗に言うヤ […]…続きを読む
- 第15回 ガム屋になった本屋さん――出版業を捨て他業種でさらに成功したラジオ科学社・柴田寛
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河原努(皓星社) ■「○○になった××屋さん」 私の母校である公立大学は高校の校舎に毛が生えた程度の敷地と大きさで、図書館もとても小さかった(卒業後に新図書館が完成した……)。故に蔵書量も全部の書架に目を通 […]…続きを読む
- 第6回 ひとりぶんの力と 、ぜんたい(しいねはるか)
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ひとりぶんの力。ラッパーのECDが言っていた言葉。時々思い出す言葉。 先日いただいた本『本を贈る』(2018年、三輪舎) 。そのなかに《全体》という言葉があった。 ひとりぶんの力、ぜんたい。何かある度に思い […]…続きを読む
- 第3回 浮き雲、15歳の詩
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福島泰樹(歌人) 「折鶴」「寂寥」に続く昭和21年11月、延子14歳の詩は、5連33行からなる詩「冬」。第1連を引く。 緑なる夢のあえかに消ゆるごとく 黄金なす秋は早くもかくれ去ったーー し […]…続きを読む