皓星社(こうせいしゃ)図書出版とデータベース

日本の原発地帯(鎌田慧セレクション3)

「原発は民主主義の対極にある」。これが、わたしの結論である。

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チェルノブイリ、福島原発事故のはるか以前、1971 年から鎌田慧は反原発だった。へき地や過疎地帯に交付金と引き換えに押し付けられる原発。鎌田の矛先はその危険性だけではなく差別的な原発推進政策、国家のエゴイズムに及ぶ。『日本の原発地帯』『原発列島をゆく』を収録。

著者 鎌田慧
発売日 2025年1月31日
ページ数 304 ページ
定価 2,700円(+税)
判型 A5判並製
装幀・造本 藤巻亮一
カバー写真・
イラスト
風間サチコ
ISBN 978-4-7744-0843-9

鎌田慧(かまた・さとし)

1938年青森県生まれ。新聞、雑誌記者を経て、ルポルタージュ作家に。冤罪、原発、開発、労働、沖縄、教育など、社会問題全般を取材し執筆。それらの運動に深く関わっている。
主な著書に『新装増補版 自動車絶望工場』(講談社文庫)、『狭山事件の真実』(岩波現代文庫)、『反骨 鈴木東民の生涯』(新田次郎賞、講談社文庫)、『屠場』(岩波新書)、『六ヶ所村の記録』(毎日出版文化賞、岩波現代文庫)、『残夢 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』(講談社文庫)など多数。