歌誌月光74号
特集――『長澤延子全詩集』刊行記念福島泰樹短歌絶叫コンサート
歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。今号は、長澤延子生誕90年・『長澤延子全詩集』の刊行を記念して延子の郷里である桐生市有鄰館で開催された福島泰樹短歌絶叫コンサートの模様を台本と公演レポートで紙上再現。福島泰樹による延子の作品を辿る【延子絶叫】は第2回。
著者 | 福島泰樹(主宰)他 |
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編者 | 竹下洋一 |
発売日 | 2022年9月7日 |
ページ数 | 118 ページ |
定価 | 1000円(+税) |
判型 | A5判並製 |
装幀・造本 | 藤巻亮一 |
カバー写真・ イラスト |
佐中由紀枝 |
ISBN | 978-4-7744-0774-6 |
目次
《短歌一》
虎落笛 A Change Is Gonna Come IV 渡邊浩史
象られる 少女領のナーサリー・ライム 大和志保
家書家伝 竹下洋一
《連載》
月光インタビュー07 明日への追憶—福島泰樹 [第3回]聞き手:大和志保
《短歌二》
水無月の水 窪田政男
年代恋歌 久慈博子
目印は…… 川崎秀三
備忘録 2022.7.15(金) 晴 矢澤重徳
花の籬に 武藤雅治
声も 面影も 中田實
沈没 藤岡巧
行き帰る岸辺 鹿野氷
五月の雨に 吉田和子
ぽんこつ 続々 高橋凜凜子
長い遠足 松野志保
「はい、元気です」 綿田友恵
記憶をのせて 〜生誕百年朝倉摂展を訪ふ〜 櫻井真理子
夏さぶく 髙嶋和惠
《特集》
特集 桐生市有鄰館 長澤延子生誕 年・『長澤延子全詩集』刊行記念福島泰樹短歌絶叫コンサート
台本 母よ、靜かな黒い旗で…… 長澤延子生誕九十年 ・『長澤延子全詩集』刊行記念 福島泰樹短歌絶叫コンサートin桐生 福島泰樹
長澤延子へ 蓑﨑昭子
桐生公演レポート 降りてゆく 大和志保
桐生公演レポート ノコさんに語る午後 来栖微笑
桐生公演レポート 漂泊の歌 渡邊浩史
《連載》
暁の星 拾遺 重信房子
フェイク爛漫たる中ぼくは 髙坂明良
《連載》
連載 延子絶叫 第2回 折鶴、十四歳の詩 生と死の複合 福島泰樹
月光時評 何故「自然」を詠むのか─ 幡野青鹿『うつろひのおと』・渡辺松男『牧野植物園』を読む 岡部隆志
《短歌三》
第一回 五十首詠 花あらし 桐島あお
蝶になれ 潮 なぎさ
往きし人のことなど 臼井敦子
時を刻む 近藤恭子
ねんねんころりよ 五十嵐博信
信仰 小田那津子
誰のため 千田桃子
篠懸の人 楠本夏菜
捩花の歌 黒羽濫
僕たちの「宗論」1 勉さんがゆく 来栖微笑
鑿の跡 小河内仁美
外つ国追憶 舛山誠一
ヒロシマ 加藤保典
青春続行オムライスへ 鎌田圭一
Kの肖像 38 宮野克行
《連載》
神保町のんしゃら日記 8 晴山生菜
月光シネマテーク 44 あした花咲く庭で(9) 渡邊浩史
きょうの百葉箱 襲撃事件と民主主義および沖縄五十年 潮 なぎさ
天神亭日乗 10 来栖微笑
コトバ数だけ数えうたの十六 山崎春美
月光通信
月光歌筵 前号作品評 I 窪田政男 /前号作品評 II 綿田友恵
編集後記