挿絵叢書1竹中英太郎(一)怪奇
挿絵画家で編む、「挿絵叢書」始動!!
「挿絵によって物語が生命を与えられ、挿絵によって読者の想像力が翼を持ち、挿絵の刺激で作家もまた新たな物語を想像する、そのような多重な刺激の交響する文化システムの中にこそ私たちは生きているのであって、それは豊かで、幸せなことであるはずだ。」(本書「序」より)
挿絵を主役に据えた、今までにない作品集。第一弾は昭和初期の人気挿絵画家、竹中英太郎。
著者 | 末永昭二(編) |
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発売日 | 2016年6月1日 |
ページ数 | 240 ページ |
定価 | 1800円(+税) |
判型 | 四六判並製 |
装幀・造本 | 大貫伸樹 |
ISBN | 9784774406138 |
目次
序――浜田雄介
「海底」瀬下耽
「恐ろしき復讐」畑耕一
「死の卍」角田健太郎
「夜曲」妹尾アキ夫
「挿絵ギャラリー/押絵の奇蹟」夢野久作
「空を飛ぶパラソル」夢野久作
「けむりを吐かぬ煙突」夢野久作
「怪奇美を描く画家・竹中英太郎」末永昭二
「竹中英太郎の挿絵」大貫伸樹