新装版 黒旗水滸伝 大正地獄篇 四
竹中労とかわぐちかいじの劇画のコラボ。待望の新装版! その4
村木源次郎と和田久太郎は戒厳司令官の狙撃に失敗、難波太郎は絞首刑。仮出所した甘粕正彦は、妻を伴い官費でフランスから満州に渡る。
あと77日で大正が終わろうとしていた。
革命家、テロリスト、美女、妖女、大陸浪人、快人-怪人らが織り成す大正アナーキズムの世界!
著者 | 竹中労 |
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発売日 | 2012年4月25日 |
ページ数 | 300 ページ |
定価 | 1,200円(+税) |
判型 | A5版並製 |
装幀・造本 | 山崎デザイン事務所 |
カバー写真・ イラスト |
かわぐち かいじ |
ISBN | 9784774404660 |
目次
ⅩⅡ――難波大助の復讐
ⅩⅢ――挽歌の季節
ⅩⅣ――ギロチン社の人々/エピロオグ
アナキズムの復権――太田竜VS竹中労(解説・井家上隆幸)
竹中労(たけなか・ろう)
1930年、東京生まれ。東京外大露文科除籍後、肉体知的労働の底辺を転々、自由なもの書きとして舞台・映像・音盤とさまざまな分野に表現を試みる。著書、『琉球共和国』『水滸伝/窮民革命のための序説』『無頼と荊冠』『逆桃源行』朝日文庫『美空ひばり』ちくま文庫『断影大杉栄』『ルポライター事始』など多数。1991年死去。
かわぐち かいじ
1948年広島県生まれ。明治大学文学部在学中の68年、「夜が明けたら」(ヤングコミック)でデビュー。アウトローや探偵たちの物語から、スポーツドラマや時代劇まで、壮大な世界観の作品で人気を博す。代表作に「アクター」「沈黙の艦隊」「ジパング」(いずれも講談社漫画賞受賞)や「太陽の黙示録」(小学館漫画賞受賞)があるほか、「バッテリー」「僕はビートルズ」などヒット作多数。