植民地教育史研究年報21 日中戦争と植民地教育の展開
植民地教育史研究会のあり方を再確認する
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「植民地教育」をテーマとする学会「日本植民地教育史研究会」の年報第21号。
研究会代表の佐藤広美著『植民地支配と教育学』の討論から、研究会のあり方を再確認する。シンポジウムテーマは「日中戦争と植民地教育の展開」。
編者 | 日本植民地教育史研究会運営委員会 |
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発売日 | 2020年3月6日 |
ページ数 | 202 ページ |
定価 | 2,000円(+税) |
判型 | A5判並製 |
装幀・造本 | 藤巻亮一 |
ISBN | 9784774406770 |
目次
巻頭言
「平成の徴用三十四万人」、今こそ植民地清算を 佐野通夫
Ⅰ.シンポジウム
シンポジウム「日中戦争と植民地教育の展開」
日中戦争期台湾の社会教育―国防献金運動の報道を例に― 藤森智子
第3次「朝鮮教育令」と天皇写真の配付 佐野通夫
Ⅱ.研究論文
台南州における内台共学―台南南門尋常小学校を中心にして― 白柳弘幸
Ⅲ.研究ノート
「満州国」道徳教科書に見られる国民像と女性像―『修身』と『国民道徳』を中心に― 王雯雯
Ⅳ.合評 佐藤広美『植民地支配と教育学』(皓星社、2018 年)
〔報告〕植民地教育を肯定する思想に迫る 一盛 真
〔報告〕学知としての日本教育学 岡田泰平
〔報告〕植民地教育研究追究の重要性 小林茂子
〔応答〕『植民地支配と教育学』の合評に参加させてもらって 佐藤広美
Ⅴ.書評・図書紹介
新保敦子著『日本占領下の中国ムスリム――華北および蒙疆における民族政策と女子教育』 山本一生
レオ・チン著『ビカミング〈ジャパニーズ〉:植民地台湾におけるアイデンティティ形成のポリティクス』 陳 虹彣
藤井康子著『わが町にも学校を―植民地台湾の学校誘致運動と地域社会を』 中川 仁
Ⅵ.旅の記録
中国の二つの戦争記念館を訪ねて―中国人民抗日戦争紀念館と第731 部隊罪証陳列館― 田中 寛
Ⅶ.資料紹介
満洲鉱工技術員協会編『鉱工満洲』誌目次集(2) 丸山剛史
Ⅷ.彙報
編集後記
著者紹介
『植民地教育史研究年報』投稿要領
CONTENTS