挿絵叢書2竹中英太郎(二)推理
竹中が描いた珠玉の挿絵ととともに、昭和初期の怪奇小説を読む
『竹中英太郎』の第二弾。テーマは「推理」。今回は、貴重な『探偵趣味』の表紙を巻頭カラーで紹介するなど、100枚以上の挿絵を掲載し、竹中の魅力に迫る。
著者 | 末永昭二(編) |
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発売日 | 2016年7月30日 |
ページ数 | 300 ページ |
定価 | 2,300円(+税) |
判型 | 四六判並製 |
装幀・造本 | 大貫伸樹 |
ISBN | 9784774406169 |
目次
序―ー浜田雄介
「桐屋敷の殺人事件」川崎七郎(横溝正史)
「火を吹く息」大泉黒石
「渦巻」江戸川乱歩
「青蛇の帯皮」森下雨村
「芙蓉屋敷の秘密(挿絵ギャラリー)」横溝正史
「魔人(挿絵ギャラリー)」大下宇陀児
「地獄風景(挿絵ギャラリー)」江戸川乱歩
「箪笥の中の囚人」橋本五郎
「赤外線男(挿絵ギャラリー)」海野十三
「R燈台の悲劇」大下宇陀児
「名探偵と「初出誌からわかること」」末永昭二
末永 昭二(すえなが・しょうじ)
1964年、福岡生まれ。大衆小説研究家。立命館大学文学部卒。『新青年』研究会に所属。
著書に『貸本小説』(アスペクト)など。