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証言連合赤軍12 浅間山荘から四五年 連合赤軍とは何だったのか

「連合赤軍事件の全体像」を記録するための証言集、第12号

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2017年7月15日、渋谷ロフト9においてシンポジウム「浅間山荘から45年 連合赤軍とは何だったのか」が開かれた。浅間山荘の銃撃戦の後、同志殺害という衝撃の事実が明らかになった連合赤軍事件。シンポジウム主宰は「連合赤軍事件の全体像を残す会」。一連のこの事件を解明・記録して後世に残そうと、連合赤軍当事者、彼らの運動に関心を持つライター、編集者、研究者の集まりだ。シンポジウムは3部にわたって行われ、その模様を誌上採録したのが本書だ。

第1部は「戦後史の中の連合赤軍」と題し、白井聡(政治学者)、青木理(ジャーナリスト)、鈴木邦男(一水会元顧問)が登壇。第2部は「映画がとらえた連合赤軍」で足立正生(「実録連合赤軍」の最初のシナリオ執筆)、掛川正幸((「実録連合赤軍」の完成シナリオ執筆)、原渕勝仁(フリーTV番組制作者)他。第3部「作家が描いた連合赤軍」には桐野夏生(連合赤軍の女性兵士を描いた『夜の谷を行く』作家)、山本直樹(連合赤軍を詳細に追った漫画大作『レッド』作者)他。司会は金廣志(元赤軍派)がつとめ連合赤軍当事者の植垣康弘、岩田平治、青砥幹夫、前澤虎義らも発言した。客席を多くの若い層が埋めたのも印象的だった。

編者 連合赤軍事件の全体像を残す会
発売日 2018年2月10日
ページ数 90 ページ
定価 1,000円(+税)
判型 A5判並製
ISBN 978-4-7744-0654-1

目次

第1部 「戦後史の中の連合赤軍」
事件の総括をしないと日本のリベラル活動が停滞する
兄弟や男女の関係を否定した「総括」
離脱することへの贖罪感はあったか
第2部 「映画がとらえた連合赤軍」
総括を止められなかったのは「勇気がなかった」から?
赤軍派は迷ったら左へ行っていた
団塊世代にとって連合赤軍とは自分たちのことだった
第3部 「作家が描いた連合赤軍」
前半の青春劇と後半の陰惨さに興味を持った
永田さんは美醜で評価された女性差別の犠牲者でもある
50年に向けていかに事件を風化させず残して行くか