いつだって本と一緒
読もう、出会うために。
本との幸福なめぐりあいは、いつの日か漕ぎ出す海原で、すぐれた羅針盤となるだろう。
──「はじめに」にかえて より
ALS と闘った書店員・岩橋淳氏が「岩手日報」紙上で 14年にわたり連載した、 273 冊の読書案内を単行本化。
クラウドファンディングでの 160 名の方々の支援を受けて刊行。
著者 | 岩橋淳 |
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発売日 | 2021年1月10日 |
ページ数 | 376 ページ |
定価 | 2000円(+税) |
判型 | 四六判並製 |
装幀・造本 | 藤巻亮一 |
ISBN | 9784774407340 |
目次
「コレ知ってる?」「U‒18 読書の旅」「いつだって本と一緒」掲載の、273冊の読書案内
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【寄稿】岩橋さんのこと
本とともに生きて 岩橋洋子(岩橋淳氏 母)
岩橋淳氏の思い出 伊藤清彦(元さわや書店・元一関図書館副館長)
岩橋淳さんと私 黒田大介(岩手日報社 論説委員)
師匠、ありがとう 岩崎千春(ジュンク堂書店 盛岡店)
岩橋さんとの「時間」を取り戻す 落合昭彦(FM 花巻パーソナリティ)
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【資料編】岩橋淳氏の紹介した本、全 658 冊のリスト
岩橋淳(いわはし・じゅん)
1960年東京生れ。海外を含めて転校・編入の多い青少年期を過ごした。高校卒業後、大学の通信課程で学びながら書店で働く。有隣堂、山下書店、オーブックス、出版社勤務等を経て、1995年に盛岡のさわや書店「MOMO」の店長に着任。その後、ジュンク堂書店盛岡店へ。岩手日報紙上の読書案内「コレ知ってる?」は、「U-18読書の旅」「いつだって本と一緒」と名前を変え、14年にわたる長期連載となった。2017年、ALSの診断を受け、治療のため退職。2019年1月10日永眠。