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増補版 頭脳警察 七〇年代、日本ロック胎動期の証言者たち

ロックとは何か? その本質に迫る。

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1969年、学生運動がやせ細り先鋭化する時代にデビューし、「過激」「政治的」な音楽を求める若者のシンボルとなったバンド・頭脳警察。この伝説的バンドの全貌を、レコーディングエンジニア、70年代頭脳警察メンバー、ライブハウスオーナーら、そしてPANTAとTOSHIによる証言から描き出した幻のドキュメントを増補復刊。

 

《新規収録》
インタビュー:TOSHI―PANTAが旅立ち、頭脳警察はどうなるのか?
インタビュー:勝呂和夫―70年代頭脳警察のギタリストの証言
そのほか年譜、索引を付す

著者 須田諭一
発売日 2024年8月
ページ数 440 ページ
定価 3,000円(+税)
判型 46判並製
装幀・造本 藤巻亮一
ISBN 978-4-7744-0826-2

目次

はじめに
1 旧友の証言 岩田由記夫(音楽評論家)
2 レコーディング現場の証言 松下和義(レコーディングエンジニア)
3 メンバーの証言 石井正夫(ベーシスト)
4 増補版 インタビュー 70年代頭脳警察のギタリストの証言 勝呂和夫
5 ロックライターの証言 鳥井賀句
6 ライブハウス経営者の証言 平野 悠
7 イベンターの証言 高沢正樹
8 ミュージシャン 秋間経夫の証言
9 TOSHI語る
10 PANTA語る
増補版 インタビュー いま、TOSHIが語ること-PANTAが旅立ち、頭脳警察はどうなるのか?

おわりに
増補版あとがき
主な参考文献
頭脳警察 年表
索引

須田諭一  (スダユ イチ

1959年生まれ。大学進学予備校の職員を経て、フリーライターへ。90年より「PANTA FAN CLUB」会報誌編集長を約20年間務める。主な編書・著書に、『プロレスへの遺言状』『非常識』(以上、河出書房新社)、『筋肉少女帯自伝』『上田正樹 戻りたい過去なんてあらへん』(以上、K&Bパブリッシャーズ)等がある。