皓星社(こうせいしゃ)図書出版とデータベース

書庫をあるく2 本を未来へつなぐ場所

全国各地の図書館・資料館の魅力に迫るロングセラー 待望の続編!

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すべての書庫に熱い歴史がある。
驚くほどニッチな専門図書館、こだわりぬいた個人の蔵書、地域の思い――。
ひとが残してきたものの豊かさと重さに陶然とする
--中島京子(小説家)

 

図書館、博物館、文学館、歴史資料館、記念館など、「本がある場所」のなかにも、普通は一般利用者が入れない特別な場所があります。それが「書庫」。
本書は、それらの書庫やバックヤードを取材した『書庫をあるく』(2024)の第2弾!

今回も多種多様な18館の書庫をご紹介。
たんなるコレクションや貴重書の紹介にとどまらず、本を未来へ繋いでいく人の物語ごと、その館の魅力を分かりやすく、面白く、そして深く伝えます。

著者 南陀楼綾繁
発売日 2026年12月14日
ページ数 280 ページ
定価 2,500円(+税)
判型 A5判並製
装幀・造本 藤巻亮一
ISBN 978-4-7744-0902-3

目次

はじめに

《メディアと専門性》
三康図書館-「開かれた図書館」の再生
防災専門図書館-過去の災害を未来の防災につなげる
秩父宮記念スポーツ博物館・図書館-雑誌とエフェメラにみるスポーツ資料の豊かさ
東近江市ガリ版伝承館-印刷技術と「家」の歴史を受け継ぐ

《地域との関係》
江北図書館-二百年の歴史と蔵書を守る人々
福島県立図書館-たゆまぬ収集と情報発信の歩み
室蘭市図書館-市民が寄贈した美術書と受け継がれた蔵書
京都学・歴彩館-本も文書もモノも集める「京都学のセンター」
日本常民文化研究所-古文書の収集・保存そして返却をめぐる旅

《個人の資料》
松浦武四郎記念館-旅と蒐集に生きた奇人の足跡
本居宣長記念館-稀代の学者の頭の中
射和文庫-竹川竹斎と幕末の書物と人のネットワーク
香川大学図書館 神原文庫-神原甚造の情熱が成した一大コレクション

《文学の継承》

あきた文学資料館-『種蒔く人』に導かれて
秋田市立土崎図書館-三人の同級生が遺したもの
市立小樽文学館-逝ったものと残されたものの思いが出会う場所
徳島県立文学書道館-瀬戸内寂聴とユニークな徳島の文学者たち
日本現代詩歌文学館-レファレンスと蔵書が一体化した「言霊の館」

おわりに

索引

南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。「不忍ブックストリート」前代表。「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。主な著書に『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『蒐める人』『古本マニア採集帖』(皓星社)、『「本」とともに地域で生きる』(大正大学出版会)、『本のある場所を訪ねて』(教育評論社)、編著書に『中央線小説傑作選』『中央線随筆傑作選』(中公文庫)がある。