わたしと韓国 感謝と謝罪の旅
「わたしと韓国」を見つめた心の記録
父が植民地朝鮮の企業で働く「裕福」な家に育った少女は、その罪悪感から目をそらすことなく、自身と日本の贖罪の思いで、退職後韓国の福祉施設で単身ボランティアとして働くことを思い立った。本書はその二年間の出来事を日記に綴り、日本のキリスト教の同信のともに書送った書簡からなる。さらに帰国後は、高麗博物館でボランティアとして奉仕し、吹き荒れたヘイトスピーチに心を痛め、理事長に推されて奮闘した「わたしと韓国」を見つめた心の記録である。
著者 | 原田京子 |
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発売日 | 2022年7月20日 |
ページ数 | 240 ページ |
定価 | 1,000円(+税) |
判型 | B5判並製 |
装幀・造本 | 藤巻亮一 |
ISBN | 978-4-7744-0772-2 |
原田京子(はらだ・きょうこ)
1941 年 東京目黒に生まれる。 東京都立大学人文学部心理学科卒業。
1960 年代はじめ無教会キリスト教の信仰と出会い、今井 館伝道聖書集会で学ぶ。 東京都福祉事務所ケースワーカー、中学校および養護学 校教員を経て 2002 年定年退職。
2002 年5月~ 2004 年 3 月の間、韓国の福祉施設でボラ ンティア。
2004 年4月より NPO 法人高麗博物館でボランティア、 2004 年 5 月から NPO 法人今井館教友会(「内村鑑三の今 井館聖書講堂と無教会の思想を生かす」ことを目的とし ている)の事務局に勤務。