学校では教えてくれない不登校の話 駄菓子屋ソーシャルワーカーと考えるきみの居場所
学校に行けず、苦しい時。悩みに寄り添う処方箋

「学校に行くのがつらい」「昼夜逆転の生活が変えられない」「何をしても楽しくなれない」「ここではないどこかに行きたい」……そんな思いを抱えているのはきみだけじゃない。
「学校に行かない」=「悪いこと」という負のイメージがはびこる社会で、孤立してしまった子どもたちを、駄菓子屋・フリースクール・子ども食堂などのさまざまな側面から支えてきた著者。
著者 | 山永和子 |
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発売日 | 2025年11月 |
ページ数 | 200(予定) ページ |
定価 | 予価2,000円(+税) |
判型 | 四六判並製 |
装幀・造本 | 藤巻亮一 |
カバー写真・ イラスト |
小谷扶実子 |
ISBN | 978-4-7744-0869-9 |
目次
プロローグ
第一章 進路を知ろう
第二章 地域の子どもは地域で見守る オープン・セサミとだがしや かなん
第三章 生きるために必要な学びって? 小さなフリースクール ひらけごま!
第四章 変わりゆく学校とどう関わる? リフレーミングに慣れてみよう
第五章 伴走者として目指す立ち位置
第六章 子どもに必要なのは多世代交流の場 にこにこ食堂とにこにこプレイス
【対談】
山永和子×フリースクール卒業生・学生ボランティア
いつだって変われる、なんだかんだ上手くいく 不登校のリアルってどんな感じ?
山永和子×現役公立中学校教員
充電できる場所づくり 学校の内と外から子どもたちを応援する
エピローグ
情報サイト・相談窓口
山永和子(やまなが・かずこ)
東京都東久留米市在住。社会福祉士/駄菓子屋ソーシャルワーカー®/株式会社 TO・BI・RA代表取締役。
事業として、「だがしや かなん®」(2015〜)、「小さなフリースクール ひらけごま!」(2020年〜)なども運営。「かなん相談」では、ジャンルを問わず様々な相談業務も行う。子どもの居場所として公立中学校内で、ボランティアである「オープン・セサミ」を開室(2007年〜)。「東久留米にこにこプロジェクト」代表を務め、「多世代コミュニケーション型 東久留米にこにこ食堂多世代食堂」「学習支援型子ども食堂 東久留米にこにこプレイス」の活動を行う。
2022年、『人生の楽園』(TV朝日)への出演を機に多方面からの取材を受け、2024年8月にはTEDxFuchu に登壇するなど、精力的に講演活動を続けている。本書が初の単著となる。