【8/5開催】『朝鮮植民者』刊行記念トークイベント 松井理恵×木村哲也 「村松武司の思想と実践──朝鮮とハンセン病の間で」

『朝鮮植民者』刊行記念トークイベント
松井理恵×木村哲也 「村松武司の思想と実践──朝鮮とハンセン病の間で」
村松武司『朝鮮植民者 ある明治人の生涯』の刊行を記念して、本書に解説を寄せていただいた社会学者の松井理恵さんと国立ハンセン病資料館の木村哲也さんの対談イベントが開催されます。
日時 2026年8月5日(水)19:30-21:00
主催・会場 本と珈琲の店 UNITÉ
会場参加(税込1,980円)/配信(税込1,320円)
アーカイブあり
===UNITÉイベントページより===
敗戦から80年を迎えた昨年、『朝鮮植民者 ある明治人の生涯』が約50年ぶりに復刊されました。3代目植民者として朝鮮に生まれ育った著者の村松武司(1924-1993)が、1代目植民者である祖父の半生を聞き書きした一冊です。一植民者の個人史を国家の大きな歴史と同化させることなく記録し、後世に残すことの意義を村松は、帝国主義の時代を過ぎ去ったものとして葬ることなく「現在の植民主義的状況を示す」ためと綴りました。執筆当時の「現在」からさらに半世紀以上経った今、村松の残した歴史を私たちはどのように受け取るでしょうか。
今回の対談は、本書の解説者のお一人、社会学者の松井理恵さんと、国立ハンセン病資料館学芸員の木村哲也さんをお招きし、「村松武司の思想と実践──朝鮮とハンセン病の間で」と題して話し合っていただきます。木村さんは、ハンセン病療養所に入所する詩人たちと亡くなる直前まで交流を続けた村松の詩人としての活動についても研究されています。植民地朝鮮とハンセン病問題という一見無関係に思える二者を、日本が近代化する中で見捨ててきたものとして結び付け、生涯をかけて自ら解決すべき課題として引き受けた村松武司の思想と実践について、2026年の現在、考え直すことに意義があると思います。ぜひご参加ください。
【登壇者プロフィール】
松井理恵(まつい・りえ)
1979年生まれ。社会学者。日本大学法学部教員。主な著作に『大邱の敵産家屋 地域コミュニティと市民運動』(共和国、2024年)がある。森崎和江『慶州は母の呼び声 わが原郷』(新曜社、1984年)を朴承柱と共同翻訳し、2020年に韓国の出版社クルハンアリから出版した。
木村哲也(きむら・てつや)
1971年生まれ。国立ハンセン病資料館学芸員。論文に「詩人・村松武司とハンセン病問題」『国立ハンセン病資料館研究紀要』第12号(2025年)がある。担当する企画展「ハンセン病療養所のなかの「外国人」」開催(7月18日~11月29日)。








