炭鉱の闇(鎌田慧セレクション7)
栄光と反映、失業と貧困、生と死。 泣き笑いの人生がこれほど凝縮していた産業は他にない。
落盤事故、炭塵爆発事故、合理化による大量首切り、反対闘争への官憲の弾圧、資本に雇われたやくざの襲撃。必死に生きる労働者と家族の生きざまを伝える鎌田ルポの神髄。『去るも地獄 残るも地獄』『全記録炭鉱』ほかを収録。
著者 | 鎌田慧 |
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発売日 | 2025年9月10日 |
ページ数 | 360 ページ |
定価 | 3,000円(+税) |
判型 | A5判並製 |
装幀・造本 | 藤巻亮一 |
カバー写真・ イラスト |
風間サチコ |
ISBN | 978-4-7744-0847-7 |
鎌田慧 (カマタサトシ) (著)
1938年青森県生まれ。新聞、雑誌記者を経て、ルポルタージュ作家に。冤罪、原発、開発、労働、沖縄、教育など、社会問題全般を取材し執筆。それらの運動に深く関わっている。
主な著書に『新装増補版 自動車絶望工場』(講談社文庫)、『狭山事件の真実』(岩波現代文庫)、『反骨 鈴木東民の生涯』(新田次郎賞、講談社文庫)、『屠場』(岩波新書)、『六ヶ所村の記録』(毎日出版文化賞、岩波現代文庫)、『残夢 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』(講談社文庫)など多数。