星の王子さま 【第3刷】
「ほんとうにたいせつなものは目に見えない」 ドリアン助川による新訳
「さあ、ボクの秘密の贈り物だ。すごく単純なことだよ。心でしかものは見えないんだ。ほんとうにたいせつなものは目にみえないんだ」
すてきな贈り物のように、心にのこる言葉がたくさんつまった、フランス文学の永遠の名作”Le Petit Prince”。
ベストセラー「あん」の著者・ドリアン助川訳は、まるで語り手の肉声が聞こえてくるような豊かな新訳になりました。
訳者あとがきでは、リヨン滞在の思い出もまじえながら、「星の王子さまとサン=テグジュペリ像」ほか、撮りおろしの写真も掲載しています。
サン=テグジュペリの原画ももちろんすべて掲載、装丁はきれいな仮フランス装。
ご自分への、そして大切なだれかへの贈り物にしたい一冊です。
著者 | アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(著)ドリアン助川(訳) |
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発売日 | 2016年11月30日 |
ページ数 | 176 ページ |
定価 | 1,600円(+税) |
判型 | 四六判、仮フランス装 |
装幀・造本 | 藤巻亮一 |
ISBN | 9784774406268 |
ドリアン助川(どりあん・すけがわ)
1962年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。放送作家などを経て、90年に「叫ぶ詩人の会」を結成。99年のバンド解散後に渡米。2002年に帰国し、明川哲也の筆名で詩や小説を執筆。2011年より、ふたたびドリアン助川の名前で活動。『ピンザの島』(14年)、『あなたという国』(16年)など著書多数。映画原作となった『あん』(13年)は世界各国で読まれている。49歳からフランス語を学びはじめ、フランスの絵本『メガロポリス』(16年)の翻訳も手掛ける。
ドリアン助川ブログ 道化師の歌