歌誌月光 54号
特集 追悼・松平修文
歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。
54号は福島泰樹新連載の短歌連作と評論がスタート。
特集では、第五歌集「トゥオネラ」出版記念会を目前に控えた2017年11月23日、帰らぬ人となってしまった松平修文氏の追悼を行う。
著者 | 福島泰樹(主宰) 竹下洋一(編) |
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発売日 | 2018年1月31日 |
ページ数 | 94 ページ |
定価 | 1,000円(+税) |
判型 | A5版並製 |
装幀・造本 | 栗原奈穂 |
カバー写真・ イラスト |
佐中由紀枝 |
ISBN | 9784774406534 |
目次
〔短歌〕
「月光残夢録 一」福島泰樹
「曼珠沙華」吉田和子
「全身で泣きじゃくる」髙坂明良
「夏の妹/冬のイカロス」窪田政男
「夜想曲 テネシーワルツ」矢澤重徳
「老杜甫の食べざるものに唐辛子」川俣水雪
「劣化」冨尾捷二
〔特集〕追悼 松平修文
松平修文遺構「よいちにちを」
「遺文」王紅花
「泥の林檎のゆくえ」加藤英彦
「かへせ かへせ 修文さんをかへせ」黒岩 康
「この不思議な既視感に満ちた異世界 ―歌集「トゥオネラ」を読む―」岡部隆志
「トゥオネラ・彼岸の湖沼の歌」髙坂明良
「『トゥオネラ』を読む――眠りの岸辺に佇って」大和志保
「真夜中になりをり――追悼・松平修文」竹下洋一
「弔辞」月本寿彦
「弔辞」福島泰樹
第五回黒田和美賞発表
〔短歌〕
「どしゃぶりの流星」颯木あやこ
「夏空」鹿野 氷
「座標」小河内仁美
「些末な日常 五(祖父母たちの伝言」岡本 康
「空気人形」晴山生菜
「奥の細道」高橋凛凛子
「懐かしき人々(飯沼節考)」佐久間章孔
「奄美行」中田 實
「水のおもては波だちて」藤岡 巧
「絵巻のごとく」土谷尚子
「冬陽」久留素子
「夏の影」荒井真喜子
「ユートピア・パークウェイ」大和志保
「家書家伝」竹下洋一
〔連載〕
〈新連載〉「狼たちへの挽歌」福島泰樹
「月光回廊01〈颯木あやこ朗読会〉ノート」川俣水雪
「詩は永遠に行為する21 言葉こそ砦②――西脇順三郎」髙坂明良
「月光シネマトーク24 百年まちのあのひと そのはち」渡邊浩史
「言霊探偵の事件簿Ⅷ」佐久間章孔
「短歌絶叫のためのフラグメンツ」大和志保
「短現代短歌歌集評4 西田政史『スウィート・ホーム』」二三川練
「コトバ数だけ数えうたの3」山崎春美
月光通信
「月光歌筵 前号作品評」高橋凛凛子