ハンセン病文学全集 6 詩一
ハンセン病患者・元患者による作品の集大成。詩篇その1
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彼らがなぜハンセン病者に近づくかということを考えます。それは、たんなる同情ではなく、現代そのもののもつ病患、現代文学の病患克服のたたかいだといえると思います。ハンセン病者のためだけでなく、文学の問題を追求しているといえます。 大江満雄 (大岡信「解説」から)
編者 | 大岡信、大谷藤郎、加賀乙彦、鶴見俊介 |
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発売日 | 2003年10月24日 |
ページ数 | 494 ページ |
定価 | 4,800円(+税) |
判型 | A5版上製 |
装幀・造本 | 安野光雅 |
ISBN | 9784774403953 |
目次
一九三五年
「野の家族」多摩全生園合同詩集
「残照」坂井新一
一九三六年
「長島詩謡」長島愛生園合同詩集
一九四〇年
「雪魂は羽ばたく」長田穂波
一九五〇年
「癩者の魂」多摩全生園合同作品集
一九五一年
「緑の岩礁」長島愛生園合同詩集
一九五二年
「小島に生きる」長島愛生園合同作品集
一九五三年
「いのちの芽」全国ハンセン病療養所合同詩集
一九五四年
「光の杖」邑久光明園合同詩集
一九五五年
「冬の旅」島村静雨
「狂った季節の中で」島村静雨
「巨大なる石」森春樹
「こだま」邑久光明園合同詩集
一九五六年
「花虎魚」大島青松園合同詩集
一九五七年
「白い波紋」長島愛生園合同詩集
一九五八年
「奥二郎詩集」奥二郎
「裸樹」武内慎之助
「距離」石川欣司
一九五九年
「草津の柵」栗生楽泉園合同詩集
「石と少女」邑久高校新良田教室
「枯葉の童話」小泉雅二
一九六〇年
「志樹逸馬詩集」志樹逸馬
解説