皓星社(こうせいしゃ)図書出版とデータベース

昭和五十年代をさがして デジタル前夜の暮らしと文化

昭和レトロを専門とする大学教授による学術的エッセイ

紅茶キノコとエアロビのブームから始まった
最後のアナログの時代を洞察する
マニアック少年の昭和末生活史。
あったなあ、こういうの……。
――泉麻人(コラムニスト)

高度成長とバブルの間にありながら、これまであまり注目されてこなかった昭和五十年代。
昭和文化をテーマとしたテレビ番組の監修も務める大学教授が、自身の体験をふまえたうえで資料を丁寧に読み解き、その暮らしと文化をディテール豊かに読みやすい文章で綴った学術的エッセイ。

著者 高野光平
発売日 2026年3月6日
ページ数 320 ページ
定価 2,000円(+税)
判型 46判並製
装幀・造本 藤巻亮一
カバー写真・
イラスト
中我生直佑
ISBN 978-4-7744-0877-4

目次

序文 なぜ昭和五十年代をつづるのか

暮らしと人生の章
第1話 街はたばこ天国
第2話 毎日シャンプー
第3話 健康法~紅茶キノコからエアロビクスまで~
第4話 定年と老後

メディアの章
第5話 土曜のテレビ、日曜のテレビ
第6話 カセットからCDへ
第7話 ワープロ時代

音楽とスポーツの章
第8話 アイドルの時代~聖子ちゃんと荒木大輔~
第9話 モスクワ五輪不参加
第10話 演歌の全盛期
第11話 西武ライオンズとあの頃のパ・リーグ

子どもの章
第12話 子どもの友だち、本とゲーム
第13話 ジュースとお菓子とコンビニと
第14話 外食の風景
第15話 中学受験~小さな戦士たち~

あとがき
主要参考資料一覧
索引

高野光平 (こうの・こうへい)
茨城大学人文社会科学部教授。1972年生まれ、埼玉県出身。東京大学文学部卒業後、電通勤務を経て、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻博士課程修了。2007年より茨城大学勤務。著書に『昭和ノスタルジー解体』(晶文社)、『発掘!歴史に埋もれたテレビCM』(光文社新書)、共著に『失われゆく仕事の図鑑』(グラフィック社)、共編著に『現代文化への社会学』(北樹出版)などがある。昭和文化をテーマにしたテレビ番組の監修や資料協力も手がける。