歌誌月光91号

巻頭作品
風に献ず 福島泰樹 4
山羊の眠り　 大和志保 8
家書家伝 竹下洋一 10
特集 福島泰樹短歌絶叫ＤＶＤ「遥かなる友へ」 12
評論一
おお！　遥かなる友たちよ！ 藤原龍一郎 13
悲しみの淵から声をあげる 加藤英彦 16
［短歌］曇天より始まる 窪田政男 20
短歌絶叫　前夜の秘め事  佐藤龍一 22
追憶の六月 渡邊浩史 24
歌の速度　「福島泰樹絶叫コンサート」とは何か 岡部隆志 26
評論二
国境を超えて、短歌が！ 福島泰樹 28
歌は声であり、意味を孕んだ音である！／ベルリン詩歌祭／函館の雪／アルメニア紀行
短歌一
眠れない少年と「くびながりゅう」のためのソナタ 尾松　亮 36
羊の群れと一匹狼 皆月ヒバリ 37
屋根にカラスが 武藤雅治 38
Ｋの肖像55 宮野克行 39
春の弁当箱 足立尚計 40
ＢＷＶ２４４（1） 五十嵐博信 41
福島のさくら 高橋凜凜子 42
見る 臼井敦子 43
届かざる距離 川崎秀三 44
花暦（早春から初夏へ） 久慈博子 45
赤崎・綾里大火 櫻井真理子 46
疲へいさせて 藤岡　巧 47
「白」の記憶 小淵明洋 48
五助 山本　茂 49
連載
わが稗史抄　第十四回  山本　茂 50
蚯蚓の戯言 15　国家と個人—— 渡辺幸一・飯沼鮎子・近藤芳美—— 大林明彥 52
テロルと虐殺と「私」　関東大震災朝鮮人虐殺を想起して—其の十一—  武藤雅治 54
短歌作品
自由への星　ナクバ・パレスチナ絶滅戦争  重信房子 56
冬のゴジラよこの国を蹴飛ばせ 岡部隆志 58
森羅万象お願いします  鹿野　氷 60
47の自画像 髙坂明良 62
短歌時評　戦争と春と 潮　なぎさ 64
短歌二
削れる月 楠本夏菜 68
殉教者たちの終焉『百年揺詠』〈二〉 凜七星 69
泣かない金魚 潮　なぎさ 70
長崎旅日記 来栖微笑  71
ともだちが知り合いになった 池田慈雨 72
現代美術 小田那津子 73
老詩人、神保町散策 杉山志保 74
都立南高校二年 椎野礼仁（ラグビー部） 椎野礼仁 75
人の　八 永田　修 76
早緑月 白井大治 77
宮古島ウルトラ遠足一〇〇㎞＋宮古島ワイドーマラソン一〇〇㎞ 鏡　澄夫 78
香港一九七七−七八、そして 舛山誠一 79
タイ秘伝の奥義「ジャップカサイ」へ 鎌田圭一 80
第二次世界大戦ほか真実 菅原昭子 81
ゆきてかへらぬ 綿田友恵 82
時は揺らぎ 藤岡　巧 83
誤読誤聴誤見錯覚とも 中田　實 84
見よ中国の自信を 大林明彥 85
連載
天神亭日乗　27 来栖微笑 86
月光シネマテーク59　あした花咲く庭で（24） 渡邊浩史 88
神保町のんしゃら日記　25  晴山生菜 90
コトバ数だけ数えうたの二十五  山崎春美 92
月光通信　94／月光歌筵Ⅰ 前号作品評　綿田友恵　102／ Ⅱ　中田　實　104／Ⅲ　潮　なぎさ　106／編集後記　108