シリーズ紙礫4テロル
なぜテロが止まないのか? 9.11以降、見えなくなったテロリストの心情を探る!
シリーズ紙礫第4弾!
テロリストは、何のために、誰のために、人を殺すのか? 彼らの心は、どこにあるのか?
明治から昭和のテロリストとテロの冤罪で獄死した人たちの叫びから、テロの本質を考える。
著者 | 鈴木邦男(編) |
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発売日 | 2016年5月9日 |
ページ数 | 368 ページ |
定価 | 1,800円(+税) |
判型 | 四六版並製 |
ISBN | 9784774406114 |
目次
「ココアのひと匙」石川啄木
「入獄紀念・無政府共産・革命」内山愚童
「自叙伝(抜粋)・伊東さんの罪状一五箇条・東洋平和論(序文)」安重根
「死出の道艸(抜粋)」菅野すが子
「死の叫び声」朝日平吾
「後事頼み置く事ども」和田久太郎
「虎ノ門事件 難波大助訊問調書(抜粋)」難波大助
「杉よ!眼の男よ!」中浜哲
「死の懺悔(抜粋)」吉田大次郎
「何が私をこうさせたか(抜粋)」金子ふみ子
「山口二矢供述調書(抜粋)」山口二矢
「国家革新の原理/学生とのティーチ・イン(抜粋)」三島由紀夫
「檄」三島由紀夫
「民族派暴力革命論(抜粋)」見沢知廉
「「十六の墓標」は誰がために」野村秋介
解説――鈴木邦男
鈴木 邦男(すずき・くにお)
1943年、福島県郡山市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。産経新聞社に勤務の後、新右翼団体「一水会」を結成。99年まで代表。現在は、作家として、また塾講師、トークイベントの講演者・パネリストとして活躍中。テロリズムを否定し、言論での戦いを主張。主著に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『〈増補〉失敗の愛国心』(イーストプレス)、『愛国と憂国と売国』(集英社新書)など。