本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる
「下を向いていいのは本を読む時だけだぜ」
書店の、一番大切にしたい心が生きています!
笑って、泣いて、喜んで、
まるで私もスタッフの一員のように、
気づいたら物語の中にすっぽりと入っていました。
――紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子
現役書店員マンガ家が、小学館の月刊文芸誌『きらら』に連載した書店員コミックを単行本化!
本好きにしか見えない本の妖精・夫久山徳三郎(ぶくちゃん)と、ぶくちゃんが住み着いている中規模書店・きらら書店の書店員たちの日常を描いたお仕事漫画です。
単行本化にあたっての加筆・書き下ろしや加え、書店の仕事がわかるミニコラム、著者のエッセイも収録。
解説は現役書店員芸人として活躍するカモシダせぶんさんです。
このマンガ、マジで全ページ書店員が書いてるな……。最初に『本の妖精 夫久山徳三郎』を読んだ時の感想だ。そりゃそうだ、著者の中我生直佑先生は現役の書店員なのだから。
そんな「書店員だから見える景色」がこのマンガに詰まっている。本好き、書店好きの方は知らない事ばかりで絶対楽しめるし(しかも絵柄も可愛くて優しいからすっと入ってくる)、現役で働いてる書店員からしてもよくぞ書いてくれた!というエピソードばかりなので本当に良いマンガだ。
著者 | 中我生直佑 |
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発売日 | 2024年4月17日 |
ページ数 | 184 ページ |
定価 | 1,500円(+税) |
判型 | A5判並製 |
装幀・造本 | 藤巻亮一 |
ISBN | 978-4-7744-0819-4 |
目次
本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる
【エッセイ】
マンガ家になる決意
本の妖精が現れる
マンガ家と書店員
解説 カモシダせぶん
あとがき
【おまけ】
夫久山徳三郎イラストカット集
中我生直佑 (なかがき・なおゆき)
福岡県久留米市生まれ。2009年秋、「プラクティカル・ジョーカー」でアフタヌーン四季賞を受賞してマンガ家デビュー(館石直進名義)。2012年「逃走日和」で第58回IKKI新人賞イキマン受賞、2013年『月刊IKKI』10月号に「片隅のユキリスム」第1話掲載。その後、小学館の月刊文芸誌『きらら』にて「本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる」を連載、2024年同作を初単行本として刊行予定。2020年より2023年まで「WEBきらら」にて『彼女は小粒でもピリリと辛い』を連載。現役の書店員でもある。