沖縄とわが旅路(鎌田慧セレクション11)
「台湾有事」に翻弄される抵抗と希望の島。
在日米軍基地の70パーセントが集中する沖縄に、21世紀に入って離島への自衛隊のミサイル基地が加わり、全島が「新軍国主義」の最前線になった。
沖縄海洋博の惨状とその後の基地反対闘争をルポする『沖縄─抵抗と希望の島』、「沖縄は基地をつくらせない」。
ルポライターとして立つ原点となった少年の日の葛藤と町工場の下積み労働者たちとの出会いを綴った「わが旅路」を収める。
| 著者 | 鎌田慧 |
|---|---|
| 発売日 | 2026/6/13 |
| ページ数 | 328 ページ |
| 定価 | 2700円(+税) |
| 判型 | A5判並製 |
| 装幀・造本 | 藤巻亮一 |
| カバー写真・ イラスト |
風間サチコ |
| ISBN | 978-4-7744-0851-4 |
目次
沖縄 抵抗と希望の島
まえがき
Ⅰ 辺野古住民の抵抗
「辺野古に基地はつくらせない」
非暴力直接行動
自衛隊の沖縄派兵事態
防衛省の総力戦だ!
黄金色に輝くジュゴンの海
ジャングル戦の基地化
稲嶺名護新市長の決意
高江住民、オスプレイへの抵抗
持続可能な地域づくり
Ⅱ 痛憤の島
ウチナーとヤマトのつながり
怒りの沖縄
集団自決の悪夢
読谷村の痛哭
基地の島に生きる女性たち
沖縄が左側通行になる日
四大新聞の「琉球処分」に抵抗した男
Ⅲ 海どぅ宝・石垣島
空港建設を拒否
島おこし
白保陸軍飛行場
魚わく海
Ⅳ 「復帰の祭典」海洋博の傷痕
荒廃の海
二人の区長
明日につなぐ夢
さまざまな道
Ⅴ 海洋博 そのまえとあと
農民を追い出した用地買収
皇太子訪沖阻止闘争
伊江島の闘い
沖縄復帰とは何だったのか
本土資本侵攻作戦
沖縄経済が浮上しない理由
あとがき
沖縄は基地をつくらせない
「土人」発言の深層
やんばるの森の視えない戦争
憲法番外地「高江」で加速する強行工事の暴挙
オスプレイ墜落と高江の森
ミサイル基地にされる沖縄・南西諸島
「叛逆知事」翁長雄志の遺言
ステルス選挙VS市民選挙――日本を変える沖縄県知事選
玉城デニー知事に聞く沖縄の針路
わが旅路
記憶の風景Ⅰ
故郷の寺と僧
わがカッチャ
上野駅発人生列車
上野駅 歴史の裏門
巨大で、陰鬱で、感動的
上野着・上野発
長く冷たい二本の鉄路
上野駅発人生列車
金の卵の運命
ささやかな冒険
世の中に出て
この仕事は自分にむくのだろうか
日給二三〇円
二十数年の軌跡
転職少年の現実
人生を教えてくれたひとたち
海へのあこがれ
職場占拠闘争のはじまり
踏まれた麦は強く育った
二一歳のあせり
記憶の風景Ⅱ
わが転職のとき
わたしの学生時代
わがサンクト・ペテルブルク
二十世紀から学ぶもの
あとがき 「台湾有事」に翻弄される悲劇の島
《月報》
鎌田氏へのメッセージ 金城実(彫刻家)
鎌田慧さんの笑い。 森まゆみ(作家)
現代民衆史を綴る鎌田慧さん 成田龍一(歴史家)
鎌田さんの文学の根 佐伯一麦(作家)
「ビラの精神」の原点へ 楜沢健(文芸評論家・早大教員)
鎌田慧さんが視ているさきは 山口幸夫(原子力資料情報室共同代表)
他者の悲しみを引き受ける人 隈元浩彦(ジャーナリスト・毎日新聞熊谷支局)








