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A5判・上製・632頁 定価3,500円+税
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2005年9月発行 |
ISBN4-7744-0382-2 C 0023 |
装丁 藤巻亮一 |
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失われた歳月 上
田中文雄 著
エリート学生から一転発病。
苦悩を抱いての放浪から、長島愛生園での再生までの数奇な青春の記録。
2,000枚にもわたる原稿
三好邦雄先生から連絡をいただき、田中文雄氏の2,000枚にもわたる原稿を受け取りました。「愛生」の原稿用紙のます目いっぱいに、万年筆で達筆に書き
込まれた原稿。括っても括ってもまだまだ原稿用紙。2,000枚のボリュームにのけぞりました……。
続きは→ 〈みみずくニュース〉「みみずく通 信」第2号 へどうぞ。
目次
第一部 放浪
発症 /迷執に捉われて/迷執はつづく/無の世界を求めて/回生のきざし/登別
の宿で/練乳工場にて/悲しき恋/キャント・ビ・ダーン/邂逅/もうひとつの邂逅/覚醒
第二部 島へ
屈辱と悲哀/愛生園のなか/病いの実態/「ライ」について学ぶ/愛生園の出来事/煩悶の日々/園内騒動録/交友と交流/園の常務委員に就任/はじめての
帰省/自助会委員長となる/結婚
第三部 追放
友の死・新たな愛生へ/総代の仕事/退園処分/友人達との再会
『失われた歳月』下もご覧ください
☆2005年11月1日付「朝日新聞」紹介記事
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