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ピソードと遺跡をめぐる
朝鮮科学史 任正爀(イム・ジョンヒョク)著
科学史を通して、もう一つの「朝鮮の物語」を描きたい。(著者) 医学・暦学・印刷術・製鉄・製陶・・・・・・。 朝鮮半島の科学技術なしに、日本の発展はありえなかった。 日本史との対比や人物・遺物によって語られる、朝鮮科学史の唯一の通史。 ドラマの背景の理解や、現地探訪のガイドブックとしても好適。 まえがき 第一章 朝鮮科学史の曙 第一節 古朝鮮から高句麗へ 第二節 広開土王とその時代―高句麗の科学技術― 第三節 渡来人とキトラ古墳―古代朝・日科学技術交流の一断面― 第二章 朝鮮科学史の勃興 第一節 武寧王とその時代―百済の科学技術― 第二節 慶州の科学文化遺産 第三節 ローマ文化王国と海東盛国 第四節 民族的科学の形成―高麗の科学技術― 第三章 朝鮮科学史の隆盛 第一節 朝鮮王朝文化の幕開け 第二節 世宗とその時代 第三節 測雨器と気象学 第四節 ハングルの創製と死六臣 第五節 中世末期の科学文化 第六節 東洋的自然観と徐敬徳の宇宙論 第七節 許浚と『東医宝鑑』 第八節 壬辰倭乱と朝・日の科学技術 第四章 朝鮮科学史の成熟 第一節 近世科学史の特徴 第二節 学としての実学 第五章 朝鮮科学史の近代 第一節 開化派による近代化の模索と挫折 第二節 近代的変化と伝統科学 あとがき |
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著者略歴 1955年生まれ。 |
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