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A5判・並製・234頁 定価1,600円+税
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2007年6月発行 |
ISBN978-4-7744-0418-9 C3047 |
装丁 藤巻亮一 |
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看護講演集
見守りと看取りと
国立療養所多磨全生園元看護部長 石田 時子
国立療養所多磨全生園元看護師長 茅野タヅ子 共編
看護における〈思いやり〉の意味とは
先端医療の現場では、看護師にも極めて煩雑な技術が要求されており、中にはチームに追従できず離脱するものも少なくないという。そこにどう対応するかは別
として、見守りと看取りの心にかわりはない。
20年も前に編集されたこの講演集には、看護師でいてよかったと思える事例と言葉が、今もすたることなく息づいている。
――成田 稔(国立療養所多磨全生園名誉園長)
目 次
再版にあたって……石田時子
知識としての看護とは……小玉香津子(聖母大学教授)
二十年後の追記……小玉香津子
(私の)看護論との出合い――ウィーンデンバックの看護論を中心に
……池田明子(沖縄県立看護大学教授)
新しい出発のケア……寺本松野(聖母女子短期大学名誉教授 2001年)
理論と実践のはざまから……岡部恵子(埼玉医大保健医療学部看護学科教授)
看護の心……寺本松野
看護とは……高橋シュン(聖路加看護大学名誉教授)
看護と介護……国分アイ
ハンセン病療養所における看護……茅野タヅ子
茅野タヅ子師長を悼む……成田 稔(国立療養所多磨全生園名誉園長)
結びにかえて……石田時子
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