戦争と記憶

四六判・上製・254頁 定価2,000円+税
2004年6月発行
ISBN4-7744-0368-7 C0093
装丁 藤巻亮一
購入申込

菅井彬人作品集
戦争と記憶
菅井彬人 著


最後に書かれるべき戦争の記憶

生涯において一度だけ書かれなければならないような全人生的な記憶というものがある。そんな一つ一つの記憶にも、新たな光をあてなければならないのではないか。
――解説 小林孝吉


■収録作品一覧

ばくち 「新日本文学通信版」一九九二年三月号
わたしの戦後史 「新日本文学通信版」一九九三年二、三月号
恋のできない男 「新日本文学」一九九五年七、八月号
研究授業 千年紀文学叢書1『文学と人間の未来』一九九七年
「無線」伍長 千年紀文学叢書2『アジアのなかの日本文学』一九九八年
転職 千年紀文学叢書3『アジア・ナショナリズム・日本文学』二〇〇〇年
少年の恋 「新日本文学」二〇〇〇年十月号
ある農婦 「新日本文学」二〇〇一年九月号
技法著『敗北の道』 「新日本文学」一九七九年六月号
分断祖国へのメッセージ――李恢成と「見果てぬ夢」
   「新日本文学」一九八〇年三月号
時代にたいする責任を果たすために――家永三郎『戦争責任』
   「新日本文学」一九八六年五月号

 
 
トップページ 今まで出た本 メールマガジン 掲示板