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四六判・上製・306頁 定価2,000円+税
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2002年8月発行 |
ISBN4-7744-0319-9 C 0095 |
装丁 山崎 登 |
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エプロンのうた 香山末子詩集
榎本初子 編
韓国に生まれた著者は、渡日3年後の1945年、23歳の時に草津の栗生楽泉園に入園。ふたりの子供との別
れ。肢体障害。失明。苦しみばかりの毎日から、言葉を紡ぎだしはじめたのは49歳の時だった。生前に残した3冊の著作を娘の手により再編集。
異国語(日本語)で口述する彼女の詩が、どれほど豊かな情感に支えられているか、読者は驚きをもって確かめうるだろう。(大岡
信)――オビより
◆東京新聞「安野光雅の文字パレット」2002.7.30〜8.1 記事連載
2002.7.30 『ハンセン病文学全集』
2002.7.31 娘の初子のこと
2002.8.1 好漢・村松武司
◆毎日新聞 2002.8.18 三八広告掲載予定
香山末子著作
『草津アリラン』(梨花書房、1983)
『鶯の啼く地獄谷』(皓星社、1991)
『青いめがね』(皓星社、1995)
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