
|
四六判・上製・函入・1,784頁 口絵4頁
揃定価29,000円+税
|
1993年3月発行 |
ISBN-905980-36-4 |
|
|
海人全集 (上・下巻+別
巻1)
村松武司・双見美智子・山下道輔・岡野久代・皓星社編集部 (能登恵美子)編
癩は「天刑」である−その慟哭と渇きが、一首一首に放射する−癩はまた「天啓」でもあった。本全集では度重なる推敲、斧鉞の跡をもれなく収録。遺族の協力を得、不明であった伝記的事項も明らかにした決定版。
●作品を時系列で発表誌別
にすべて収録
●多数の未発表写真を口絵に収めた
●正確詳細な年譜(作成・岡野久代)
上巻◆短歌
1.雑誌発表作品(昭和10-14年)
「愛生」(長島愛生園誌)、「水甕」、「日本歌人」、「短歌研究」、「文芸」、『新万葉集』、『楓蔭集』等に発表した作品を、発表年、発表誌別
に収録。
2.『白描』
下巻◆詩・随筆・歌論・小説・日記・書簡
「愛生」、「日本詩壇」等に発表した詩を、すべて時系列で収録。随筆・歌論・小説・日記・書簡は多くの旧全集未収録作品を含む。日記などの削除部分を復元。
別巻◆海人資料・年譜
1.海人資料
「日本歌人」、「日本詩壇」、「愛生」の『明石海人追悼号』はじめ各誌に掲載された療友・歌友の追悼記、海人論を収録。
2.年譜(年譜作成・岡野久代)
|