方舟の櫂 藤田三四郎 著
著者は草津のハンセン病療養所栗生楽泉園の入園者自治会長を永年勤めたクリスチャン。本書は1977年から1988年までの10年間に著者が綴った、詩集「雪道を走る」・川柳集「一粒の麦になりたし」・エッセイ集「私の歩いてきた道」の三遍を収める。エッセイ集には全患協の支部会議に出席した報告など貴重な記録を含む。詩には村松武司、川柳には渡辺蓮夫が解説を執筆している。
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