宮台真司×穂村弘トークセッション「歌人・中澤系が生きた時代、そして今」の対談テキストを公開

弊社から『中澤系歌集 uta0001.txt 新刻版』を復刊するのを記念して、2015年6月に紀伊國屋書店新宿本店でおこなわれた宮台真司さんと穂村弘さんのトークセッション「歌人・中澤系が生きた時代、そして今」の対談テキストを公開します。

「歌人・中澤系が生きた時代、そして今」

『色街旅情』のカバーイラストを提供していただいた
吉岡里奈さんの名前がクレジットに記載されていない件につきまして

いつも皓星社の書籍をお読みいただき、誠にありがとうございます。
さて、2月1日に発売となった紙礫EX『色街旅情』(本橋信宏編)のカバーに、昭和レトロ感のあふれるイラストを提供していただいたのは、イラストレーターの吉岡里奈さんです。ところが、編集部のミスで吉岡さんの名前が奥付に掲載されませんでした。この場を借りて、吉岡さんに深く謝罪させていただきます。誠に申し訳ありませんでした。
(2018年2月1日 皓星社編集部 谷川茂)

『図書館情調』誤植のお詫び・訂正のお知らせ

日比嘉高編『シリーズ紙礫9図書館情調』所収「図書館の秋」に以下の誤植がございました。深くお詫び申し上げますとともに、下記の通り訂正させていただきます。

P98  8行目 【誤】Monsieur Vous besirez?→【正】Monsieur, vous désirez?
P107 1行目 【誤】原点→【正】原典
P108 3行目 【誤】中央道路→【正】中央通路
P116 11行目 【誤】モンパルナス→【正】モンマルトル
P117 1、2行目 【誤】宮廷吏→【正】廷吏
P118 13行目 【誤】煙のようだった→【正】煙のようだった。
P118 15行目 【誤】到着亭来→【正】到着以来
P122 6行目 【誤】Marie-claire, Je suis trēs heureux de faire vo-rt e connaissance!
       →【正】Marie-Claire, je suis très heureux de faire votre connaissance!
P123 4行目 【誤】煙草を買いにいっている。→【正】煙草を買いにいっている、
P123 10行目 【誤】一件落着といった。→【正】一件落着といった、

平山瑞穂さんによる村上春樹のパロディ小説「赤羽行きのスロウ・タクシー」を公開

平山瑞穂さんが村上春樹のパロディとして書いた短編小説「赤羽行きのスロウ・タクシー」を公開します。

赤羽行きのスロウ・タクシー

『学校では教えてくれない差別と排除の話』誤植のお詫び・訂正のお知らせ

安田浩一著『学校では教えてくれない差別と排除の話』に誤植がありました。深くお詫び申し上げます。そして、下記の通り訂正させていただきます。

p33 11行目
【誤】書くこに → 【正】書くことに
p72 11行目
「日系人に対して」を削除する。
p96 最終行
【誤】2チャンネル → 【正】2ちゃんねる
p105 6行目
【誤】すなわちと → 【正】すなわち
p218 2行目
文頭のスペースを1文字分、削除する。
P53 おわりから4行目
【誤】実習生を受けいける → 実習生を受けいれる
p117 7行目
【誤】いといという言葉 → いという言葉
p136 4行目
【誤】貧かった → 貧しかった
p212 終わりから5行目
【誤】流行してました → 流行していました

ドリアン助川訳『星の王子さま』刊行記念
ドリアン助川×管啓次郎トークショー
「2人の訳者と読みなおす『星の王子さま』」

12月に発売しました、ドリアン助川訳『星の王子さま』の刊行を記念して、ドリアン助川さんと管啓次郎さんのトークショーを開催します。 サン=テグジュペリの『星の王子さま』は、第二次世界大戦中の1943年にニューヨークで出版され、日本をふくめて200以上の言葉に翻訳され、世界での総販売部数は1億5千万冊を超えた、特大ロングベストセラーです。今回の対談では、この物語を翻訳したお2人の訳者が、この本の魅力をじっくりと語り合います。ぜひご来場下さいませ。

【時間】20:00~22:00 (19:30開場)
【場所】本屋B&B  世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
【入場料】1500yen + 1 drink orderbr
【ご予約】bookandbeer.com/event/20170131_bt/

     ※ページ内の、「イベントの予約はこちらから」というところをご覧ください。

 竹中英太郎(二)カバーの誤植につきまして

同書のカバーには目次が掲載されております。目次のうち「R燈台の悲劇」とあるべきものが「R燈台台の悲劇」となっています。この誤植は、担当編集・谷川の見落としです。読者のみなさまと編者の末永さま、そして同書に関わったすべての方々に深くお詫び申し上げます。

20世紀メディア情報データベースと連携

5月6日、NPO法人インテリジェンス研究所(代表・山本武利先生)と20世紀メディア情報データベースとざっさくプラスとの連携検索についての覚書を交換しました。
2017年度より、連携検索開始の予定です。
今後、1945年(敗戦時)からNDLが雑誌記事索引採録を開始する1948年9月までの空白期を含め占領期の検索が格段に強化されます。 詳しくは後日発表。

移転のお知らせ

2016年2月10日(水)、弊社は下記の住所に移転いたします。

〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-10 宝栄ビル6階
TEL 03-6272-9330/FAX 03-6272-9921

移転作業のため、10日(水)はお電話が繋がりにくい時間帯があるかと存じますが、
何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

鶴見俊輔さんが亡くなられました。

鶴見俊輔さんが亡くなられた。
昨年、「闘わなければならない時に、残念だ」というおはがきを頂いたが、その時既に代筆だった。

『ハンセン病文学全集』では、まっさきに編集委員を引き受けて下さり、他の編集委員にも自ら電話して就任を要請してくださった。
その励ましと指導で、全集は完結したが、担当編集者も既になく、今また鶴見さんの訃報に接する。
ひとつの時代が画されたの感が頻りだ。

それにしても、惜しい人がなくなり、妙な人間が元気なのは、神も仏もないということか。
神にも仏にも頼らず、戦後70年を主権者として守り抜いていかなければならない。

皓星社代表取締役 藤巻修一

5月15日 「ざっさくプラス」 新しいパンフレットが出来ました。

データベースのパンフレットが新しくなりました。
ダウンロードするなど、ご自由にお使いください。

ざっさくパンフレット

4月8日 『放射線像 放射能を可視化する』在庫あります。

ご好評いただいている『放射線像』について
Amazonおよびその他のインターネット書店様で在庫切の表示になっていることがありますが
4月1日には重版も出来上がり、弊社には、十分な在庫がございます。
インターネット上でご購入いただけない場合はお近くの書店様、
もしくは弊社まで直接お問い合わせくださいますようお願いいたします。

10月27日 ざっさくアネックス、開館

 正式に申請が認められたので、NDLデジタルコレクションのメタデータをハーベストする実証実験を開始し、ひと月あまりが経ちました。
 この実証実験に多くの方に参加していただき、ご意見をいただくため、完全無料の検索システム「ざっさくアネックス」を立ち上げました。今後は、NDLデジタルコレクションの「改造」データを、ざっさくプラスに搭載すると同時に、この「アネックス」にも搭載していきます。

   ひとことで言えば、ざっさくプラス内の「デジタルコレクション由来データの検索」だけを独立させたものが、アネックスです。ざっさくアネックス搭載のデータは、すべて、ざっさくプラスにも搭載されています。

 以下の説明は繰り返しになりますが、重要な点なのでもう一度掲載します。
 NDLのデジタルコレクションの雑誌のメタデータの構造は、書籍と同じ一冊単位になって います。
 検索は記事単位でなくその雑誌のすべての目次を対象に行われます。したがって、ともすると 期待値と違った結果が出てしまいます。

 たとえば「川端康成 伊豆の踊子」で検索した場合の期待値は「川端康成の書いた伊豆の踊子という作品」あるいは「川端康成の伊豆の踊子についての記事」ですが、NDL の検索システムでは「目次」を対象としているために、ある雑誌の目次全体のなかに「川端康成」「伊豆の踊子」の単語が文字通り含まれてさえいれば、当該の 雑誌が検索結果に出てきてしまうのです(言い換えれば、たとえその雑誌が「川端康成の書いた伊豆の踊子という作品」や「川端康成の『伊豆の踊子』について の記事」を扱っていなくても検索にヒットしてしまうのです)。  上記の構造のため、詳細検索で検索するときは、二つの検索語を「目次」に入れなければなりません。タイトル欄に「伊豆の踊り子」を入れても、著者欄に「川端康成」を入れても記事は一件もヒットしません。検索結果に表れるのであれば、それはタイトルが「伊豆の踊子」で著者が「川端康成」という雑誌でなければならないのです。

 また、メタデータの中にあまりに簡略すぎて検索ができないものがあります(例「映画と演芸」など)。

 NDLデジタルコレクションの雑誌部分のうち、まず請求記号が「雑」で始まる(旧・帝国図書館所蔵) 雑誌のメタデータを順次ハーベストして、記事単位で検索できるように改造します。「映画と演芸」など簡略すぎるメタデータは独自にデータを作成していきます。

 詳細画面は、デジタルコレクションに遷移するので、著作権処理が終わって公開のステータスが「国立国会図書館内限定」から「図書館送信資料」「インターネット公開」と推移するにしたがって一般 の図書館やインターネットで本文を読むことができるようになります。

 より多くのかたにこの検索システムを使って頂き、ご意見やご感想をいただきたく、無償で公開することとしました。
 検索機能はざっさくプラスと同じですので、「ざっさくプラス」を使って見たかったけれど、機会が無かった」という方も、これを期にぜひご利用ください。
 お申し込みは、こちらから、お願いします。

ざっさくアネックス利用申込み

10月7日 大津市の竹内重弘さんが亡くなられました。

映画雑誌・書籍のコレクターの竹内重弘さんが、昨日亡くなられました。
竹内さんとは、生前から『日本映画雑誌目次集成』を作ろうと約束し、海外の研究者からも期待が高かったが、とうとう生前に実現することができませんでした。
ご冥福をお祈りするとともに、必ず約束を果たすと改めて誓います。

2013年9月1日、竹内さんの仕事が記された日経新聞の記事を再掲します。


2013年9月1日 日経新聞

8月20日 ウェブサイトをリニューアルしました。

旧サイトでの更新が遅々として進まず、最新の情報をお届けできない状態がながく続きましたこと、お詫び申し上げます。
旧サイトの情報すべてを、新しいページにもってくるのは容易ではないため、当面そのまま残しておき今後、新しい情報はこちらでご案内することといたしました。
必要最低限の情報、機能、リンクで構成しています。
ご注文、お問い合わせなど全て、ページ上部の各種「お問い合わせ」欄からお願いします。
読者の皆様への「意味ある」情報提供と、相互交流の場としてのHPでありたいという考えから、このような構成にいたしました。
今後ともご支援・ご指導のほど宜しくお願いいたします。

8月1日 書籍の帯に「憲法シール」を貼ります。

弊社では、8月1日から左のようなシールを、出荷する既刊の全出版物に添付することといたしました。新刊書には、帯に同様な文言を印刷いたします。安倍内閣の政策の危険性を訴えていくという姿勢でございます。詳細は、こちらの文書をご覧下さい。


8月1日 中日新聞朝刊
8月8日 新文化
8月29日 図書新聞

国立国会図書館デジタルコレクションとの実装連携 実証実験を開始しました。

ようやく正式に申請が認められたので、NDLデジタルコレクションのメタデータを使って実証実験を開始します。有償データベースの場合、メタデータのハーベストは有料になるとのことですが、NDL側の準備が整わないので今回は限定的なタイトル数での実験になります。
NDLのデジタルコレクションの雑誌のメタデータの構造は、書籍と同じ一冊単位になって います。
検索は記事単位でなくその雑誌のすべての目次を対象に行われます。したがって、ともすると期待値と違った結果が出てしまいます。

たとえば「川端康成 伊豆の踊子」で検索した場合の期待値は「川端康成の書いた伊豆の踊子という作品」あるいは「川端康成 の伊豆の踊子についての記事」ですが、NDLの検索システムでは「目次」を対象としているために、ある雑誌の目次全体のなかに「川端康 成」「伊豆の踊子」の単語が文字通り含まれてさえいれば、当該の 雑誌が検索結果に出てきてしまうのです(言い換えれば、たとえその雑誌が「川 端康成の書いた伊豆の踊子という作品」や「川端康成の『伊豆の踊子』についての記事」を扱っていなくても検索にヒットしてしまうのです)。

上記の構造のため、詳細検索で検索するときは、二つの検索語を「目次」に入れなければなりません。タイトル欄に「伊豆の踊り子」を入れても、著者欄に「川端康成」を入れても記事は一件もヒットしません。検索結果に表れるのであれば、それはタイトルが「伊豆の踊子」で著者が「川端康成」という雑誌でなければならないのです。
  また、メタデータの中にあまりに簡略すぎて検索ができないものがあります(例「映画と演芸」など)。

そこで、ざっさくプラスでは、NDLデジタルコレクションの雑誌部分のうち、まず請求記号が「雑」で始まる(旧・帝国図書館所蔵)雑誌のメタデータを順次ハーベストして、記事単位で検索できるように改造します。「映画と演芸」など簡略すぎるメタデータは独自にデータを作成していきます。
詳細画面は、デジタルコレクションに遷移するので、著作権処理が終わって公開のステータスが「国立国会図書館内限定」から「図書館送信資料」「インターネット公開」と推移するにしたがって一般の図書館やインターネットで本文を読むことができるようになります。

【2014 Demonstration Experiment】
In NDL(National Diet Library) Digital Collection, metadata for periodicals consist of periodical’s volume, as well as the metadata for books.
And the database of search engine is based on periodical’s indexes, not on articles. Therefore sometimes it happens that the search shows different result from what you are looking for.

For example, when you put terms “川端康成 伊豆の踊り子” in search box and start searching, the expected value would be a work titled “伊豆の踊り子”, that is written by川端康成, or articles about 川端康成’s work 『伊豆の踊り子』. However, since the database is based on periodical’s indexes, regardless of contents or relation between those terms, any periodical could appear in search result as long as those two terms “伊豆の踊り子” and “川端康成” are literally included in its whole index (in other words, any periodical could hit even if it has nothing to do with 川 端康成’s『伊豆の踊り子』or articles about it).

Under such database structure, in advanced search, you have to put those terms in “index” box to find articles. No periodicals would hit if you put “伊豆の踊り子” in title or “川端康成” in author box. If there were a hit, that periodical would have to be titled “伊豆 の踊り子” and its author would have to be “川 端康成”. In addition, some data are difficult to find in this database if the term is too simple (ex. 「映画と演芸 (movie and performing arts)」)

Hence, in Zassaku Plus, by harvesting the NDL Digital Collection’s metadata for periodicals, which starts successively from ones with the reference code begin with 「雑」and formerly owned by Imperial Library, it enables to provide article-based search. Also, by making original dataset, it will deal with the problem of “too simple” metadata such as 「映画と演芸」.

Since detail of results links to NDL Digital Collection, periodicals whose copyright were cleared will be available at public library or online depending on its publication status, which shifts from “Available only at the NDL” to “Available only at the NDL and partner libraries” and to “Available Online”.